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立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

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合評 ”熱”②


 3回生の熱の合評の後半です!

↓こちらは心臓から熱が伝わっていくイメージ。


心臓を中心に、昔、自分が着ていた服を焼いています。



↑この作品は”熱”の漢字に注目した作品。
熱=熱中 熱中すると周りが見えず一点に集中し、操られているのを表現しています。


↑熱=太陽熱 
虫眼鏡のレンズを固定して、太陽の熱を集め、蝋を溶かした作品。
太陽の動きに沿って熱の道が出来ています。

↑チョコレート版
 
↓「熱が生まれるのは衝動が生まれるのと同じ」
鉄板をひたすらたたいて、破れ、それがまたくっついて、というようになっていました。





熱→保温→むれる。
というイメージから群れる羊の人形。

↓「熱エネルギーを食べて生きてきた!」
自分が大学に入学してから食べてきたものの写真を紙皿に転写。





「かわいい→火照る。モクモクして温かそう、抱いたときも温い。」=熱
”かわいい”が人とずれている。と言っていました。



魚を焼いた作品。
分解する事で違った見え方になります。



↓ 熱は中心に集まるという考え。
この作品にはストーリーがあるそうです。




↑天井から吊るした線香。
熱と聞いてすぐ浮かんだのが線香で、日々身近に感じている熱。
もの凄い線香の香りでした。

床に落ちた灰も綺麗でした。

↓こちらは留学生のハンナの作品。
彼女は”熱”テーマの作品ではありませんが一緒に合評をしました。

胎児。
彼女は抽象作品が多いそうですが、人の温かさや、温もりといったことを大切にしているそうです。

この作品は他のパーツもあって、今はそれを制作しているそうです。
完成するのが楽しみです。

一口に”熱”といっても、自分の発想になかった熱などたくさんの熱がありました。
皆は合評を終えてどんな感想を持ったのでしょうか。
それも聞いてみたいところですが・・・・
3回生は今は”オマージュ”の課題に追われています。
合評は来週の6/2なのでそろそろ追い込みの時期です。
みんながんばっています。

テラモト

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合評 ”熱” ①

 こんにちは!三回生の寺本です。
遅くなりましたが・・・・
4/28日に行われた三回生の熱の合評の様子をお伝えしたいと思います!!
それぞれに違う”熱”の発想がありました。
二回に分けてお伝えしていきたいと思います!おつきあい宜しくお願いします。


↑木の枝で人体を作り出しました。
彼は”熱”=”生命エネルギー”という考えで、植物や人間のエネルギーを表現しました。

熱を科学的に捉えて、モノが落ちる時には放熱する→薄れる
とイメージで色水を高所から吸水シートのような物の上に落としました。
ちなみに、彼女の熱のイメージの色はオレンジだそうです。




熱のマイナスとプラスの対比を表現しました。
熱いだけが熱じゃない!という事でした。
針金で作った額縁を片方はバーナーで真っ赤になるまで熱して、

もう一方は霧を吹いて凍らしておいたものを常温に戻すと言ったようなものでした。
凍らせた方の溶ける感じが面白く皆、興味津々でした。


次は映像組です。今回は映像作品は3人いました!

↑彼女はダンスで熱を表現しました。
「生物は存在しているだけで熱を発していて、動く事でより熱が生まれ、熱は常に現在進行形で存在している」ということでした。


↑ 金魚の映像と自分の鼓動を合わせていました。
”金魚のエラに熱が集中している”と考え、エラを中心に映像が作られていた気がします。


↑ こちらは生地が発酵していく様子です。
常温で長時間発酵することで、普段の気温が伝わればいい。ということです。
彼女は映像編集にとても苦労していました。

映像作品をお見せできないのがとても残念です。



こちらは以前ブログでもお伝えした、ヒヨコを孵した作品です。
生き物は誰かからの熱で育つという考え。
テレビの中で孵化させたのは、テレビでしか見た事がなかったので。

↓ワセリンと石膏で体内の熱を表現した作品。
 本人は完成度に満足していない様子でした。


↓石を焼いて、重ねたプラ版の上に置いた作品。
「一方向から熱が与えられると、広がって形が変わり、もう戻る事が出来なく、新しい形になる。」

裏から見るとこんな感じに。

4回生の先輩が合評を覗きに来てくれました。


合評”熱”②にまだまだ続きます!!





WHITE -lighting installation-

立体造形卒業生の児玉真人さんが参加するグループ、
rgb-project の展覧会が京都で始まります。

rgb-project
呉鴻、児玉真人、中塚智により2006年、活動を始める。
「光の三原色」が重なる瞬間に無色透明・白になるようなリレーションを
理想とし、展示やワークショップなどを行う。






「WHITE -lighting installation-」
rgb-project 呉鴻、児玉真人、中塚智

【会期】 2010/5/26(水)~6/6(日)
【時間】 11:00~20:00
【会場】 ANEWAL Gallery
     京都市上京区実相院町156
     TEL 075-431-6469
      http://www.anewal.net/
               楽町楽家
      http://www.kyomachiya.net/rakumachi/
      

ボクラノミカタ

立体造形卒業生の花岡伸宏さんが参加する
グループ展が名古屋で始まります。

5月31日(月)17:30~
オープニングパーティがあります。
ぜひお越しください。




 

「ボクラノミカタ」

【会期】 2010/5/31(月)~6/5(土)
【時間】 12:00~19:00 最終日は18:00まで
【出展作家】 荒川朋子、伊藤正人、高須健市、タン・ルイ、花岡伸宏
【会場】 ガレリアフィナルテ
     〒460-0011 名古屋市中区大須4-6-24成田上前津ビルB1F
     (地下鉄上前津駅1番出口より徒歩5分)
     TEL 052-242-8684
     http://www.finarte.net/

 

現代美術-茨木2010展

今村源先生がグループ展に参加されます。

5月30日10:00~12:00
作家によるワークショップ「キノコを生やせ!」
(キノコを作り、生涯学習センターに生やします。参加費・無料。定員20名。事前申込制)
そのあと15:00~
作家を囲んでのディスカッションがあります。

お誘い合わせの上、ご参加ください。






「現代美術-茨木2010展」

[会期] 2010/5/26(水)~5/30(日)
[時間] 10:00~19:00
[出展作家] 今村源、稲垣元則、コダマヤスシ、福本浩子
[会場] 茨木市立生涯学習センター きらめきホール・ホワイエほか
     〒567-0028 大阪府茨木市畑田町1番43号  
     電話 072(624)8182     


 

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