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立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

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1年生の授業風景・会田誠『MONUMENT FOR NOTHING』②

今日は朝から雨です。
「雨だからかテンションがあがらない…。」
鎌田先生がぼやきながら、作業工房へと消えていきました。
こんにちは、アシスタント藤川です。

さて、昨日お伝えしました1年生たちの続編です。

●まずは作業1週目。



出席をとりに教室に出向いたら、
「個々に勝手に作るんじゃなくて、担当を決めて制作しよう!!」
と円陣を組ん話し合っておりました。



別れて作った部分を張り付けていきます。



この日の仕事はここまで!


●その次の日のようすは…



モデリングルーム、大変なことになってます…。



紐とガムテープ、グルーガンを駆使し作品をつくる。



ちゃらけてます。



足の踏み場もない段ボール。
まだまだ集めてきているみたい…。




今日の仕事はここまで!
少し進んでいます!


出来上がった作品はみんなの手元から千葉の会田さんの倉庫へ!
将来、現代美術館で展示されますように!!

ではでは。
続きは、また今度。

藤川怜子






 

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1年生の授業風景・会田誠『MONUMENT FOR NOTHING』①

こんにちは、アシスタント藤川です。
今日はどんより曇り空、ムシムシしててなんだか嫌ですね。
さて、昨日ブログを書きそびれてしまいましたので今日はちょこっと多めに記事をアップしようかと思います。

…まずは1年生の記事から…

1年生は現在、デザイン、デッサンの授業以外に宮永愛子先生の授業で、
会田誠さんの『MONUMENT FOR NOTHING』シリーズの一部を作っています。

※宮永愛子先生はこんな先生↓
http://seikaart.jp/~rittai/seikaHP/stuff-miyanaga.html
※会田誠『MONUMENT FOR NOTHINGII』共同制作展の詳細はコチラ↓
http://www.kyoto-art.ac.jp/raku/2009/20090428/index.html

先月の21日まで会田さんはおとなりの京都造形芸術大学のGALLERY RAKUで、
『MONUMENT FOR NOTHINGII』共同制作展をされていました。
実は宮永先生と会田さんはお知り合い。
今しかない貴重な体験なのでは?ということで、1年生たちは宮永先生の初回授業日にバスを
乗り継ぎ会田さんを訪ねて行ったのでした。

実際に美術家として活躍する会田さんの制作風景を肌で感じた1年生たち。
その場の流れで自分達も会田さんの作品に参加・制作することで何か得たい!と
いうことになったようです。




GARLLEY RAKUでの制作風景。
手前にいるのが会田さん。(たぶん…、間違っていたらごめんなさい。)
京都造形芸術大学の生徒に混じって制作中。



左端に写っているのが宮永先生。
すんごい段ボールの量です!




ちなみに『MONUMENT FOR NOTHING』シリーズとは…、

天井高6~7メートルある、現代美術館のいわゆるホワイトキューブの壁面に
仮設展示する目的で作られるもので、

“中世のゴシック教会に見られるレリーフ状の祭壇彫刻のようなもの”

を漠然としたテーマに設定し会田誠さんと、主に美術大学の学生たちによって
共同で制作されます。
素材には、使用済みの“ヘナチョコ段ボール”のみが用いられ、接着・連結はクラフト紙の
紐と必要最低限のガムテープ・ホットボンドのみといった様々なルールの中で、
手作業を推奨し制作していきます。

(※会田誠『MONUMENT FOR NOTHINGII』共同制作展より抜粋・参考)

せっかくだから一面の壁面を担当してもらえるかな?という話になり、
わが立体1年生は、180センチ×90センチの壁面制作をすることに!!!
GALLERY RAKUでの制作を終え、大量の段ボールを手に精華大へ帰ってきた1年生たち・・・。
どんな作品をその後制作しているのか、続きはまた後ほどアップします。

ではでは。

-藤川怜子-


オマージュ

こんにちは、助手の鎌田です。

今回は3回生の制作風景についてです。

現在の課題は「オマージュ」です。

オマージュとは尊敬する作家や作品に影響を受けて、
似たような作品を創作する事です。


制作途中の写真です。


 合田誠さんのオマージュ


 日比野克彦さんのオマージュ


 Jean Tinguelyのオマージュ


おもしろいオマージュの仕方だと思います。
言われなければ誰のオマージュか解らないぐらいです。

似たような作品をつくるのではなく、技法やコンセプトの一部を
オマージュして、後は自分のイメージで制作するといった感じでしょうか。

オマージュなのに、新鮮なオリジナリティがある作品になっていると感じました。

今回の制作を見て、学生の持つイメージの展開には無限の可能性があると思いました。

2年生の授業風景・木彫②

こんにちは、再び藤川です。
2年生は現在、木彫の素材実習です。
テーマは、

「野菜・果実」

楠で野菜と果実を彫っています。
現在はノミの使い方のレクチャーも終わり個々に集中して作業を続行中。




こーんなでかい楠をノミで彫ります!
樹齢何年なんだろうといつも思う…。




チェーンソーで欲しい大きさまでカットした後、



さらに切り込みをいれて、いらない部分をそぎ落としていきます。
切り込みは木の筋を切っていくような感じで入れていきます。






教室ではカンコンカンコンよい音と楠のいいにおいでいっぱい。




自分の彫りやすいようにまたがったりして…工夫します。




こっちではごろんとでかいエンドウ豆(?)。
下の方に写っているのが私の足なので、かなりでかい!
完成したら見ごたえのあるものになりそう。



こちらがピーマンをカットしたかたちだそう。
かたちが見えてくると彫るのも楽しいものです。



作者とハイ、チーズ。



完成予定のデッサンをみながら作業を進める彼女。



完成予想図には細かい指示がたくさん。
なんていう野菜かは忘れました…。ごめんなさい。




作業スペースにも性格がでます。




爆睡したいときだってあるさ。
体が壊れない程度にがんばって。



藤川怜子



 

1年生の授業風景・デザイン・ランプシェイド①

どもども、藤川です。
1年生のデザインの授業は現在、使用済みペットボトルでランプシェイドを作っています。
リサイクルがテーマで、日常のものをいかに再生させるかがポイントとなりそうです。




大量のペットボトルと格闘する1年生。




こんな感じで…。
イメージを固めていきます。
このグループは2リットルPETばかり集めていました。




大量のペットボトルはゴミ捨て場から集めてきたそう。




こちらのグループでは、切り込みをいれたペットボトルのパーツを組み合わせて、

「こんなのおもしろい!」
「かわいい!」

などと盛り上がっておりました。




真剣に取り組む横では…、





2年生がピース。
休憩中らしいです。


そのころ先生は…、





ひなぼっこ読書中なのでした。


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