こんにちは、助手の鎌田です。
鋳造の型を釜に入れる作業がありました。
石膏の中には蝋で作った作品の原型が入っており、釜で焼いて
蝋を溶かして蒸発させ、後にブロンズを流し込む型を作る作業です。
大きな型は、このようにスリングで吊り上げて釜入れします
ちなみにこの型は、今までで最大級のサイズです。
御神酒をお供えします。
完成です。
御神酒をお供えして完成になるわけですが、私は不思議な感覚を覚えました、
作品を制作する課程で、神様にお供え物をする事についてです。
普通に作品を制作していたら、このような工程はないからです。
そこで、感じたのは、
作品を制作するということは、大きな力が働いているのではないかと、
人間でもコントロールできないぐらいの何かがあるのではと・・・
多少、大袈裟ですが、作品を制作する事も大切ですが、なぜ制作してるか考える
事も重要だと気づく良いきっかけになりました。
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