少し時期がずれてしまいましたが、今日は4月から5月にかけての2年生の鉄彫の授業の様子を少しご紹介しようかと思います。
2年生の授業は、主に素材実習の授業となります。
2年生で勉強する素材は、鉄、木、樹脂、御影石です。
その他、2年生後期に陶芸コースとのコース間留学、1年生の間に大理石、鍛金、鋳造を勉強し、2年生の最後に進級制作というかたちでこれまで勉強してきた素材の中から1つ選んで自由に作品をつくります。
と、勉強するのが盛りだくさんの2年生の課題はだいたい3週間から4週間課題。
つまり、3週間で1課題を仕上げなくてはならないので、かなり体力勝負。
1課題でも提出できないと、留年してしまうので合評前の教室はいつもよりちょっとピリピリ(今、木彫の合評3日前なので教室にはいるのがちょっと怖い…)しています。
そんなわけで、彼らの鉄彫の風景はこんな感じでした。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
テーマは「昆虫」。
実習棟のまわりは林なので学生たちはそれぞれお気に入りの昆虫を捕まえに行ったり、図鑑などをみながら課題のエスキースを仕上げ、溶接時の詳しい注意事項の説明など聞いていざ制作開始。
溶接の詳しい説明を聞いているところ。
ふとした気のゆるみが大事故につながるのでみんな真剣です。
ひととおり説明を聞いたと、いざ制作へ。
材料は2.3㍉の鉄板と鉄芯です。
切ったり、
曲げたり、
溶接して、
削って…。
実習場は小さな街工場さながらです。
…つづく。
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