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立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

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木木展 もくもくてん

3回生の広瀬絵里さんと版画コースの白水絵耶子さんの二人展です。
四条通りのSHIPS店内奥にあるギャラリーです。

「私たちが感じた「蔵」という場所のぬくもり。
そんな場所の魅力を「木」という素材に変換し
私たち二人で、不思議な生き物達と、
彼らを取り巻くあたたかな世界で表現しました。
どうぞのぞきに来て下さい。」





「木木展 もくもくてん」

[会期] 2010/5/27(木)~6/2(水)
[時間] 11;00~20:00 (最終日は18:00まで)
[会場] SHIPS GALLERY KURA
〒600-8004
京都市下京区四条通御幸町西入奈良物町366番地
TEL:075-211-5562(SHIPS 京都店)
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●●鉄●●●合評●●

いよいよ本日
鉄、合評の日です。

昨年までの鉄の実習テーマは「昆虫」。
新たに
今年は2回生みんなで話し合って決めたテーマ「うつわ」。
自分たちで考えたテーマだけあってか、
作品と向き合う真剣な姿が見られました。

↓発想の源は「水面」


↓「人が1日の終わりに入るうつわ。家。」
↓本人曰く、人と関わりのあるものが作りたかったといいます。
↓ドア。


↓裏側を見ると、新聞受けと床に落ちた新聞が。
↓人の存在を感じます。


↓作品を設置する場所も作品の一部です。
↓山の中。木の根元。光。


↓「仲の良い友人とピクニックに行った時の楽しい時間、
↓自分が取りこぼしてしまいそうな大切な想いを入れたい」
↓という空っぽのギターケース。

気持ちは細部に宿ります。


↓受け取るものとしてのうつわ。
↓花束。


↓しっとりと湿った苔の上に置かれた作品。
↓「嬉しいときも悲しいときも入る、大事な空間であるベッド。」
↓20㎝ほどの小ささが、よけいにその存在の強さを際立たせます。
↓鉄という金属の冷たさよりも、「人の温もりを感じる」という意見が出ました。


↓なんとUSBが付いたゴミ箱。
↓「実際に自分で捨てないと捨てたことにならないゴミ箱。」
↓パソコン画面上の、想定された「ゴミ箱」とのギャップが面白い!


↓クジラ。
↓「打ち上げられてるクジラなんて見てられないよ。」
↓とは西先生の一言。


↓仮面。


↓大きな灰皿。


みんな、作品を前にして自分の思いを伝えようと、
一生懸命話します。

「見る側に想像の余地を残しておいてほしい。」と先生。

1から10まで全て伝えようと思うよりも、
自分の言葉では伝えきれない1を作る。
その思いを受け入れるための
「うつわ」。
改めて面白いテーマだったなーと思います。

みんな懸命に作ったので
合評が終わったときは先生たちもへとへとでした。

明日からまたがんばりましょう~◎


ツジタ



 

石膏型から樹脂型へ (と番外編)

1回生、「自刻像」づくりのつづきをのぞきに行くと・・



粘土で作っていた頭の型ができていました。
ちょっと不気味・・

↑これは・・・・・
↑時間をさかのぼると



粘土の頭に石膏を塗って乾かして・・



むむ っと力んで
パカっと外すと、型が出来上がるんですね。



最近、使われるようになったこの青い液体
新しい離型剤。

樹脂作業は
素早さが要ります。
先生も一緒に。


樹脂作業に欠かせないマスク




ちょっと番外編
樹脂作業を効率的に進めるために
作家は独自の工夫をしています。
この教室でもその一端が見えます。

↑発注:森先生 「オレの発注が良かった。」
  制作:鎌田先生 「オレのセンスがいい。」
 という、どうでもいいやりとりは抜きにして
 便利です


↑樹脂専用ボウルではなく紙コップを使うことで
ボウルを拭き取るシンナーを使わず、しかも乾燥を待たずに使えます。
これは 今村源先生の案。


↑缶の中に樹脂をすくうためのお玉が沈まない工夫。
 お玉にフックついてる!



↑極めつけはコレ。
卒業生の若林くんが制作。
20kgの一斗缶を傾けるのは毎回大変なんですねー。


ツジタ


 

みえるもの、みえないもの

4月までお世話になっていたアシスタント
藤川怜子さんの展覧会が神戸で始まっています。

5月いっぱいまでです。



藤川怜子個展
 「みえるもの、みえないもの」
              (立体造形コース 卒業生)

 2010/5/1(土) ~ 5/30(日)
  時間  10:00~19:00(最終日17:00まで)
         ※月曜休み・入場無料


 
会場  CAP STUDIO Y3 
      650-0003 神戸市中央区山本通り3丁目19-8
      神戸市立海外移住と文化の交流センター内 4F



上賀茂神社の行事「競馬」(きそいうま)に行ってきました

こんにちは。お久しぶりです。立体造形4回生の村上です。
ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?

昨日の5月5日に上賀茂神社で競馬(きそいうま)という伝統の行事があり、
内田先生と大学院二年生の並木先輩、私、同級生のリンタロークンの4人で見学してきました。
朝の九時、本殿から雷(いかづち)の神様がやってきて、芝生にたてられた御殿へ入り、開会の儀が始まります。
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神馬と呼ばれる馬がこの日上賀茂神社に集まり、騎手が赤と黒のチームに分かれて速さを競う行事です。
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ショウブの茎を交換し、神社を模した屋根の上にささげています。
ショウブという植物は昔から、茎の白い部分を比べ合う賭けごとに使われていた植物で、
ここでも競いごとの象徴として使われています。

なんだか時代劇(しかも飛鳥時代や平安時代)の
撮影現場か何かを見学しているような気がしてきます。神職のおじいさんも平安京な服を召しています。
普通の服装ではイケメンと言えないような方も、(スミマセン)
こんな服を着ているとなんだか素敵に見えます。(スミマセン)
素敵ですね~。
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神馬です!写真を取る際に目線を頂きました。
一番手に走る馬は、綺麗な飾り付けがなされています。
IMG_2395.JPGIMG_2396.JPG









御手洗の川で、神馬は蹄に水をかけて清め、騎手は上賀茂特有の手順で厄払いを行います。
赤と黒のチームの衣装が良く分かります。
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そして走りに走ります!
速度が速くて、シャッターチャンスが速すぎたり遅かったり・・・上手く写真は撮れませんでした。orz
馬が目の前を騎手の掛け声と主に走ってゆくのは、迫力がありました!
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今回の勝負は、赤と黒の引き分けとして終了となりました。
赤が勝てば豊作、と解説されていましたが、
今回は「頑張りましょう」という意味だそうです。(解説より)

今日はとても天気がよく、30℃なんて温度計は指していましたが、とても楽しめた一日でした。
上賀茂神社の近くにある太田神社には、カキツバタがこれから満開を迎えようとしていました。
IMG_2422.JPG






:コラム:
上賀茂神社一の鳥居に向かって西の道を北に上がったところにある食堂は、
サバの味噌煮が一匹分は盛られているであろうサバ定食が680円で食べれます。
ここらの名物的なお店で、明治時代に迷い込んだような古いお店です。雰囲気満点です!
一度機会があればどうぞ。(私はそこよりもう少し北に行ったところにあるご飯屋さんの方が好きですが)

村上

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