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立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

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3年生の授業風景・熱⑤・合評レポートⅡ

こんにちは。
アシスタントの藤川です。
今日も昨日の引き続き、3年生の合評レポート後編を写真中心でお届けしようと思います。
どんな作品があったのか、みなさんも楽しんでくださいね。





これは平松さんの作品。
紙が熱の浮遊感を表現しています。
熱がふわふわと雲になり、上空にいくと冷やされ水となる…。
そんな感じを紙と針金で表現。
カルダーみたいでちょっとかわいい。



作品の中を歩く今村先生。



作品拡大図。



下から見たところ。







熱といってもこれは豚焼肉。
久保山さんの作品です。
食と熱をテーマにした作品。
網が豚になっているところが直球ですがなんとなくシュール。


 

みんなでおいしく豚さんを頂くの巻。





こちらは上田さんの熱の作品。
彼女は熱を血のめぐりと考えているよう。
羊を自分と置き換え、思考が活発なときは羊の毛が赤く、何も考えられないような時は毛の色は薄い…。
柵などは考えが飛び跳ねる感じを表現(?)



拡大図。


↓こちらは映像作品。







画面に映し出されるのは、作者である木原さんの祖父です。
祖父をつなぐ命を守るための機械は、冷たいように見えるが実は命を守るための温かいものなのではないかというのが彼女の問いかけ。
無機質に見える機械だけれど、誰にでも平等に命を守るお手伝いをしてくれる熱を帯びた温かいように思えるというのが彼女の意見でした。
合評会場は納得&ちょっとしんみりした空間に。



コンセプトを説明する木原さん。





そして、最後にご紹介するのはあの指ろうそくを作っていた小中さんの作品です。
彼女の作品は鑑賞者と一緒に行うパフォーマンス型の作品。




①まずは指ろうそくにねがいごとを書きます。



②こんな感じ。



③火を灯し、



④熱くて持てなくなったら、誰かに火を分けます。



⑤願いの火は波及効果でどんどん広がっていく…。


というのが彼女の作品。
ひとつの火、ろうそくは小さなものでもやがて火をともすろうそくは増え、大きな熱・光になるのではないか…。
というのが彼女の作品でした。



実際に電気を消したところ。
ゆらゆら光が揺れて、とてもきれいでした。



まだまだ、いろんな作品がありましたが全部載せれなくごめんなさい…!
現在3年生は、新たなテーマで作品を制作中。
次回、その様子を少しご紹介できtればと思います。

では~!

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森岡沙良 個展

大学院生の森岡沙良さんが個展をします。
期間中にはコンサート・ワインパーティーもあるのだとか。
神戸に行く機会のある方は覗いてみてください。






Sara Morioka 作品展
2009/05/26(火)-31(日)
11:00-18:00(最終日16:00まで)
※ワインパーティー・コンサートは5/30(土)15:00より
浜田栄子(ピアノボーカル)浦田和史(ベースデュオ)
チケット3500円
詳しくはギャラリーまでお問い合わせください。

ギャラリーオスカー
神戸市中央区下山手通り7-13-24
TEL・FAX(078)361-3567

3年生の授業風景・熱④・合評レポートⅠ

再び、アシスタント藤川です。
3年生の合評風景、彼らがどんな作品を作っていたのか写真中心でもう少しくわしくお伝えしようかと思います。
3年生の1番最初のテーマは「熱」。
合評は2日間に分けて行われました。




上の作品は熱→気球→家という風に展開された、家の形をした気球型の笠原さんの作品。
実際に私も見ましたが、なかなか好感のもてるよい作品でした。



中にはいったり、



中を覗きこんだり、




各々いろいろな方向から作品を観察、意見を述べ合っていました。




こちらは大理石の作品。
作品について、コンセプトを説明する溝垣くん。
この大理石の作品は、いろんな生き物の部分を集めた立体作品。
いろいろな角度から何かの生物を連想してもらえると嬉しいと本人は話しておりました。

↓作品はこんな感じ。



おもて。



うら。



実際に、触って確かめます。



作品を確かめる今村先生。
このあと、熱いトークバトルが繰り広げられていました…。



こちらは写真に詳しい北下くんの作品。
 寒色と暖色を利用した、「寒」と「暖」の色の性質を探ろうとした実験的でおもしろい作品でした。
青と赤の球体が浮いているように見えるから不思議。



…続く。


少し、長くなりそうなので続きはまた明日!
お楽しみに…!



 



 

2年生の授業風景・鉄⑤・合評レポート

こんにちは!
アシスタントの藤川です。
先週末、枯木又プロジェクトの研修旅行で新潟に出向き昨日帰還したばかりです。
なぜか筋肉痛です。
学生との年齢差を感じる今日この頃…。
彼らは今日も元気いっぱいです。


さて、2年生の合評が先週行われました。
合評の風景は服部先生がお届けしましたが、今日は学生がどんな作品を作ったのか写真中心でご紹介したいと思います。






こちらは蜘蛛。
糸を伸ばしてヒュッと、降りてくる感じがよくでてます。





こちら拡大版。




こちらダンゴ虫。
今にも動きだしそう。




セミの抜け殻。





なんと1枚板から作りだしというから驚き!
彼はクラスの中でも1番、2番を争うがんばり屋さんです。





メスを求めるオスの群衆らしい。
なんかリアルでちょっと怖い感じも。





こちらはナナフシ。
細長い脚で、こちらを襲ってきそうな迫力感があります。





こちらはセミの抜け殻からでてきた瞬間。
生まれたばかりのちょっと透明感のある感じをうまく表現できました。


 おもて。 うら。

こちらはチョウ。
魚に寄生するうおじらみという虫らしいです。
作者と一緒に記念写真。


2年生は今日から木彫です。
次はどんな作品が飛び出すのやら。
またまたレポートしいと思います。
ではー!

岡田亮個展

以前にもご紹介しましたが、DMを頂いたので再アップします。
卒業生の岡田亮さんが個展をされます。
詳しくはこちら↓
http://space-hyo.com/



岡田亮個展
2009年05月20日(水)〜 06月03日(日)
  • ART SPACE 飄(ひょう)
  • 〒606-0834
    京都市左京区
    下鴨狗子田町3-4 1F
  • TEL/FAX
    075-723-7708
  • Email
    contact@space-hyo.com
  • 地下鉄烏丸線1番出口より
    東へ徒歩1分南側
  • 営業時間
    11:00〜20:00 (日曜は18時まで)
  • 定休日:月曜日
お近くまで行かれる方はお立ちよりください。

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