忍者ブログ

立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1年生の授業風景・見えないものをかたちにする①

朝・晩はすごく冷えますねー。
もうすぐ紅葉の季節です。
こんにちは、アシスタントの藤川です。
今日は先週から行われている宮永愛子先生の授業の様子をご紹介しようと思います。

今年から集中授業で始まった宮永先生の授業。
前期は会田誠さんとコラボレーションして作品をみんなで作るというものでしたが、
後期はもっと個々で作品を作る課題のようです。

作品テーマは…、
 
 「見えないものをかたちにする」

空気や記憶、感情など、見えないものかたちに起こし作品をつくろうというもの。
どうしても、技術的な課題作品の追われがちな1年生。
頭をやわらくしないといけないこの問いにどんな答えを出したのでしょうか?
では、ほんの少しのぞいてみましょう。



こちらは教室の様子。
まずはメモ用紙に見えないものをみんなで書き出し、”見えないもの”を探っていきます。
壁にはみんなの思う”見えないもの”がずらり。




それを自分の制作ノートに落とし込んでいきます。
自分の「フェチ」や趣味について興味を持った猪子くんは、
タコの吸盤などの好きなものをミックスさせて今回平面を描くようですよ。



↑下地づくり中。



一方こちらは山の中…。
亀井さんは「寒さ」を作品にしたい、とのこと。
窓などに起こる結露と温かな光を融合させて作品が作れないかと試行錯誤中。

 

↑穴の中の仕掛け…。



↑「どうすれば~~…!」悩んでおられました。

一方、鉄工室の前では銅板を叩く井上さん。



「自分の名前を呼ぶ人の声」を木の葉に変化をつけて表現。
葉はこれから90枚以上つくるそうです。



↑これは先輩の声。



再び教室では、「浮力」を表現したいと船を制作中。
展示のときにはこのほかにいろいろ仕掛けをつくるようです。



その横では、横山さんが針金で人の制作中。
彼女は「人の本音」をテーマに人間の内面へと迫っていく作品をつくりたいとのこと。



↑すでに手は完成。



道のりはまだまだ長い…。

合評は学祭が終わった11月です!
またブログで完成した様子をお届けいたします。

ブログもしばらくお休みです!


 

PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

Trackback

この記事にトラックバックする

Copyright © 立体造形ブログ : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]