こんにちわ。
助手の鎌田です。
鉄の課題が終わり、木彫が始まりました。
学生は丸太から、自分の作品に必要な分だけ
チェーンソーで切り出して、後はノミで彫って制作します。
その光景を見ていて、おもしろい傾向に気づいたのですが、
男子はチェーンソーで切り出したらすぐに、ノミでの作業にかかります。
一方、女子は、すぐにノミ彫りにうつらずに小型のチェーンソーで、
できるだけ、形を整える作業をします。
これは、全ての男女に当てはまる訳じゃないですし、
どちらが正しいと言う話でもないです。
ただそこに、本能的な思考の差を感じました。
男子は真っ向から素材と向き合って何とか制しようとする、
女子は効率よく素材と向き合い、制するというよりは完成
を目指す。
きっとこれは、作品をつくる課程での根本的な違いなので、
その差を意識して制作することは男女共に必要だと感じました。
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