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立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

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LINK展8 澪標

立体造形コースの卒業生2人が参加するグループ展が
来週から始まります。

「澪標」は「みおつくし」と読みます。
浅瀬の航路(=澪みお)を安全に導くために河の中に打たれた杭のこと。

京都市美術館での展示。
ぜひお越しください。



「LINK展 ー澪標ー 明日に向かうために」

会期:2011/1/25(火)~30(日)
    9:00~17:00 入場無料(最終日入館15:30まで)

会場:京都市美術館 本館2階 北側201~206室

出品者45名(うち卒業生 若林亮・尾上泰一

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CRIA グループ展

毎週木曜に教えに来ていただいている
服部正志先生のグループ展が始まっています。

場所は四条烏丸近くの京都芸術センター。
近い!
ぜひお越しください!




「CRIA展」
会期:2011/1/7(金)~27(木)  10:00~20:00
    会期中無休・入場無料
会場:京都芸術センター ギャラリー北/南/大広間
出品者:荒井ゆきえ、今田陽子、加藤敬、河井菜摘、カワイヨウテン、川野安曇、里村茂是、
     中野紋、永見真知子、垣根睦子、野田睦美、服部正志、藤井裕史、堀健

2011年始動!!☁☁✈

あけましておめでとうございます!
冬休み明けの立体造形コースは差し迫る展覧会直前ムード一色です。

1回生は学内ギャラリーでのブロンズ展覧会
2回生は大学敷地内全体にわたって進級制作展を展開します。
3回生は烏丸四条にある「むろまちアートコートギャラリー」で開催する展覧会
4回生と大学院生は京都市美術館での卒業制作展に向けて制作中。

制作室にはどんどん作品が出現してきています。


ド迫力の仏像
この後、陶芸窯で焼き上げます。


↓さらにいくつもの筒状の物体を制作中。
                           ⇒さてこれは何?? 答:仏像の手
一気に加速する制作!!



↓他コースの中で、断トツに大きい作品が数多く制作される立体造形コース。
この赤い棒、5メートルはある様子。


↓大きさだけでなく、その重さも大したものです。
奥に見えるのは黄色の四つ足の生き物。前に回ると・・・


↓巨大なまんまる目玉❍が!



↓その辺りに立ち込めるニオイ。
ニオイ⇒×匂い❍臭い   ・・・悪臭デス・・ぅ・う
臭いの元をたどると・・・↓↓↓↓↓↓↓↓


↓アルファルトを温めていました。
含まれる硫黄成分で煙もたまに黄色い☁☁・・・ゲホッ


↓アスファルトでできた試作品がこちら。
独特の質感です。どんな作品になるんだろう・・・✿



↓これは1回生が取り組むブロンズ制作。
アンモニアを浸み込ませて青やら、
ムトウハップという薬品で黄色やらに変色させる作業中。



↓木工室で木彫する女子たち。


↓出る木くずでゴミ袋はすぐにいっぱいに。



↓ミクストメディア室。


↓ここには巨大な招き猫が出現。



↓大きな作品制作にはみんなの協力が欠かせません。
3人がかりで石膏型を割り出します。
これ、よく見るとウルトラマンの形してます。



↓粘土で鳥を制作中。
制作者が鷹使いのようです。



↓足元のブルーシートには
「中におっぱいがある」
と書いたメモが・・・・・・気になる。



↓院部屋では黙々と作業する大学院生。
6年間の学生生活最後の作品に取り組みます。
大学院生は、卒業制作展の前に修了審査があり、
多くの先生方の前でのプレゼンテーションが待っています。


机の上に置かれた、きれいな色飛び出す絵本
お城でしょうか??



形も材料も様々に制作を進める学生たちの作品。
1人でも多くの方に見ていただけたらいいな~と思います。
来年度新入生、保護者の方々、卒業生に限らず、立体造形コースって何してるの?と、
少しでも気になっているという方々、
1・2月にかけて行われる展覧会をぜひ見に来て下さい


ブログも出来うる限り、どんどんアップしていきたいと思います。

今年も一年、立体造形コースをお楽しみに✿



ツジタ






work for promotion :進級制作

「180、………181は無い。」
そう言いながらブログを書く私の後ろを通り過ぎたのは、平均して身長が高い立体造形の先生方の中でも上位に高い身長の持ち主、非常勤講師の森さんです。
180cmはあるけれど、181cmはないそうです。
立体造形まめ知識、いつか役に立つときは来るのでしょうか。


さて、今回は進級制作に取り組んでいる二回生の様子をお伝えしたいと思います。

二回生最後の課題、進級制作
特に決まったテーマはなく、これまでつくってきた経験のなかで自由に制作する、というものです。
なので制作場所もそれぞれ違います。

ちなみに、作品は来年の学年末に学内にて展示されます。
みなさんどしどしお越し下さい。



まずはミーティングルーム。
1〜4回生の共同研究室です。
毎週月曜日のミーティングもここで行われます。




「手が痛い〜。」

なにやら細い針金をぐにぐにと編み込んでいます。
彼女は一回生のときの宮永愛子さんの制作でも針金で人体を作っていて、今回はシンデレラのかぼちゃの馬車を作るそう。

テーブルの上には……



作りかけのお馬さんが。
最終的にどこまで作り込まれていくのか、楽しみです!



そのとなりにはトイレットペーパーの上に置かれたマケットがぽつん。



紙粘土でつくられた女の子。
陶芸の際に紹介したあめちゃんのものですね。
なんだかとてもかわいい。
本物は樹脂になるようで、これまたわくわく。
さらにそのとなりではビーズによる制作が行われており、
ミーティングルームにはメルヘンな世界が広がっています。


続いて木彫室。



すみっこのほうで細密な作業を進めるのは、前回の御影石で黒いたまごを作っていた細見君。
飛行機の設計図のようなものがあったり同じ形の薄い板が沢山あったり…。



何をつくっているのか聞くと、これはとある鳥なのだそうです。
サランラップのような特殊フィルムを使ったり、プラモデルのような組み立て方をしていたり…ほかの人とは一風変わった作業を勧めています。
この鳥がいったいどうなっていくのか、完成を楽しみにしていて下さい。



木彫室奥では丸太を彫っている姿が。
「ここが顔で……」
と、説明してくれました。
まるっこい何かが生まれてこようとしています。


今回の進級制作では木彫を選んだひとが多く居ることも特徴です。
彼女を含めて五人が木を彫っています。




木を切り出す順番待ちをしているときの一枚。
しゃきーん☆





激しい音が響いているのは鉄工室。
三、四回生が多く作業しているこの部屋でひとり制作をしている彼女。
小さなパーツをジグゾーで切り分けていきます。
彼女を含め人体をつくるというひとが多いのですが、それぞれ違った素材に違った技法。
同じ人体でもどのようになるのかは予想できません。



これまで共に課題をしてきた仲間が自由制作に取り組むことになるのはこれで二度目。
一度目は先程針金の作品で紹介した宮永愛子先生の授業。
ちょうど一年ぶりくらいになります。
“見えないものをかたちにする”というテーマがあった前回とは異なり、まったくの自由になった進級制作。
それぞれがどのような世界観でどのような作品を展開するのか、先生方よりも同じ二回生のほうがわくわくしているのではないでしょうか。

立体造形二回生の進級制作展は、
2011年1月24日〜30日まで、京都精華大学内にて行われます。
これからも制作、展示の様子を随時お伝えしたいと思いますので、どうぞ応援宜しくお願いします。



                 
                  
                   omake*shot






西さん。
と、坩堝(るつぼ)から流れる溶かされた様々な金属たち。

この日は一回生がブロンズの流し込みをしており、学生課の職員やら陶芸コースの人々やら沢山のギャラリーがつめかけていました。


さらに


ミーティングルームにて見つけた謎のとかげたち……。



実はこれ、立体造形内で密かに流行り出しているとあるビーズ職人による作品。
あらゆる回生に教授から、すでに予約殺到中。
気になるひとは続報を待て!



                                       juri

写真展・映画・シンポジウム

11月20日から京都造形芸術大学で開催中の展覧会「ルワンダ ジェノサイドから生まれて」
が、今週末までとなりました。
先々週月曜の集会でも西先生が紹介されていた展覧会です。

「1994年、中央アフリカの小国ルワンダで起こったジェノサイド(集団殺害)。
100日間で少なくとも80万人の人々が隣人によって殺されました。
その際、大勢の女性が「武器」として性的暴力を受け、
その結果およそ2万人の子供たちが生まれたという事実は今なおほとんど知られていません。
母親たちの多くは、深刻な肉体的・精神的トラウマを抱えながら、社会的に孤立した状態で
子供を育てており、その半数以上はHIV/エイズにかかっているとも言われています。」(一部抜粋)

展覧会は、こうした境遇の女性たちのインタビューと共に、母子の写真が展示されています。



そして、今週17日(金)に京都精華大学にて映画「ANPO」の上映とともに
監督のリンダ・ホーグランド氏、出演者でもある写真家の石内都氏、美術作家やなぎみわ氏を招いての
シンポジウムが開催されます。

「ANPO」とは安保。1951年日米間で交わされた安全保障条約のこと。
当時の日本をアーティストがどのように表現したのか、その証言と作品を通して日米の関係を問い直す
ドキュメンタリーです。



両企画ともに、アーティストにとって芸術がなにか、
アートの社会的有用性とはなにか、を考える機会になることと思います。
学生は入場無料、一般1200円です。
学生だけでなく、学外からもぜひご参加ください。

2010/12/17(金) 上映/17:00~ シンポジウム/18:30~
会場:京都精華大学明窓館201

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