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立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

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2011年始動!!☁☁✈

あけましておめでとうございます!
冬休み明けの立体造形コースは差し迫る展覧会直前ムード一色です。

1回生は学内ギャラリーでのブロンズ展覧会
2回生は大学敷地内全体にわたって進級制作展を展開します。
3回生は烏丸四条にある「むろまちアートコートギャラリー」で開催する展覧会
4回生と大学院生は京都市美術館での卒業制作展に向けて制作中。

制作室にはどんどん作品が出現してきています。


ド迫力の仏像
この後、陶芸窯で焼き上げます。


↓さらにいくつもの筒状の物体を制作中。
                           ⇒さてこれは何?? 答:仏像の手
一気に加速する制作!!



↓他コースの中で、断トツに大きい作品が数多く制作される立体造形コース。
この赤い棒、5メートルはある様子。


↓大きさだけでなく、その重さも大したものです。
奥に見えるのは黄色の四つ足の生き物。前に回ると・・・


↓巨大なまんまる目玉❍が!



↓その辺りに立ち込めるニオイ。
ニオイ⇒×匂い❍臭い   ・・・悪臭デス・・ぅ・う
臭いの元をたどると・・・↓↓↓↓↓↓↓↓


↓アルファルトを温めていました。
含まれる硫黄成分で煙もたまに黄色い☁☁・・・ゲホッ


↓アスファルトでできた試作品がこちら。
独特の質感です。どんな作品になるんだろう・・・✿



↓これは1回生が取り組むブロンズ制作。
アンモニアを浸み込ませて青やら、
ムトウハップという薬品で黄色やらに変色させる作業中。



↓木工室で木彫する女子たち。


↓出る木くずでゴミ袋はすぐにいっぱいに。



↓ミクストメディア室。


↓ここには巨大な招き猫が出現。



↓大きな作品制作にはみんなの協力が欠かせません。
3人がかりで石膏型を割り出します。
これ、よく見るとウルトラマンの形してます。



↓粘土で鳥を制作中。
制作者が鷹使いのようです。



↓足元のブルーシートには
「中におっぱいがある」
と書いたメモが・・・・・・気になる。



↓院部屋では黙々と作業する大学院生。
6年間の学生生活最後の作品に取り組みます。
大学院生は、卒業制作展の前に修了審査があり、
多くの先生方の前でのプレゼンテーションが待っています。


机の上に置かれた、きれいな色飛び出す絵本
お城でしょうか??



形も材料も様々に制作を進める学生たちの作品。
1人でも多くの方に見ていただけたらいいな~と思います。
来年度新入生、保護者の方々、卒業生に限らず、立体造形コースって何してるの?と、
少しでも気になっているという方々、
1・2月にかけて行われる展覧会をぜひ見に来て下さい


ブログも出来うる限り、どんどんアップしていきたいと思います。

今年も一年、立体造形コースをお楽しみに✿



ツジタ






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work for promotion :進級制作

「180、………181は無い。」
そう言いながらブログを書く私の後ろを通り過ぎたのは、平均して身長が高い立体造形の先生方の中でも上位に高い身長の持ち主、非常勤講師の森さんです。
180cmはあるけれど、181cmはないそうです。
立体造形まめ知識、いつか役に立つときは来るのでしょうか。


さて、今回は進級制作に取り組んでいる二回生の様子をお伝えしたいと思います。

二回生最後の課題、進級制作
特に決まったテーマはなく、これまでつくってきた経験のなかで自由に制作する、というものです。
なので制作場所もそれぞれ違います。

ちなみに、作品は来年の学年末に学内にて展示されます。
みなさんどしどしお越し下さい。



まずはミーティングルーム。
1〜4回生の共同研究室です。
毎週月曜日のミーティングもここで行われます。




「手が痛い〜。」

なにやら細い針金をぐにぐにと編み込んでいます。
彼女は一回生のときの宮永愛子さんの制作でも針金で人体を作っていて、今回はシンデレラのかぼちゃの馬車を作るそう。

テーブルの上には……



作りかけのお馬さんが。
最終的にどこまで作り込まれていくのか、楽しみです!



そのとなりにはトイレットペーパーの上に置かれたマケットがぽつん。



紙粘土でつくられた女の子。
陶芸の際に紹介したあめちゃんのものですね。
なんだかとてもかわいい。
本物は樹脂になるようで、これまたわくわく。
さらにそのとなりではビーズによる制作が行われており、
ミーティングルームにはメルヘンな世界が広がっています。


続いて木彫室。



すみっこのほうで細密な作業を進めるのは、前回の御影石で黒いたまごを作っていた細見君。
飛行機の設計図のようなものがあったり同じ形の薄い板が沢山あったり…。



何をつくっているのか聞くと、これはとある鳥なのだそうです。
サランラップのような特殊フィルムを使ったり、プラモデルのような組み立て方をしていたり…ほかの人とは一風変わった作業を勧めています。
この鳥がいったいどうなっていくのか、完成を楽しみにしていて下さい。



木彫室奥では丸太を彫っている姿が。
「ここが顔で……」
と、説明してくれました。
まるっこい何かが生まれてこようとしています。


今回の進級制作では木彫を選んだひとが多く居ることも特徴です。
彼女を含めて五人が木を彫っています。




木を切り出す順番待ちをしているときの一枚。
しゃきーん☆





激しい音が響いているのは鉄工室。
三、四回生が多く作業しているこの部屋でひとり制作をしている彼女。
小さなパーツをジグゾーで切り分けていきます。
彼女を含め人体をつくるというひとが多いのですが、それぞれ違った素材に違った技法。
同じ人体でもどのようになるのかは予想できません。



これまで共に課題をしてきた仲間が自由制作に取り組むことになるのはこれで二度目。
一度目は先程針金の作品で紹介した宮永愛子先生の授業。
ちょうど一年ぶりくらいになります。
“見えないものをかたちにする”というテーマがあった前回とは異なり、まったくの自由になった進級制作。
それぞれがどのような世界観でどのような作品を展開するのか、先生方よりも同じ二回生のほうがわくわくしているのではないでしょうか。

立体造形二回生の進級制作展は、
2011年1月24日〜30日まで、京都精華大学内にて行われます。
これからも制作、展示の様子を随時お伝えしたいと思いますので、どうぞ応援宜しくお願いします。



                 
                  
                   omake*shot






西さん。
と、坩堝(るつぼ)から流れる溶かされた様々な金属たち。

この日は一回生がブロンズの流し込みをしており、学生課の職員やら陶芸コースの人々やら沢山のギャラリーがつめかけていました。


さらに


ミーティングルームにて見つけた謎のとかげたち……。



実はこれ、立体造形内で密かに流行り出しているとあるビーズ職人による作品。
あらゆる回生に教授から、すでに予約殺到中。
気になるひとは続報を待て!



                                       juri

冬の雨の日☂ファッション・チェック

今日はとても寒くなりました。
雨も降っていて、屋外で制作するにはツライ日です。

そんな厳しい天候から自分を守ってくれるのは、温かい服。
汚れ作業ながらも、独自の作業着ファッションに身をつつむ姿に注目してみました。


↑ふわふわの帽子。
無駄に余白が多い帽子ですねー。
500円で購入。パーカーは300円だそうで。


↑外でチェーンソーで大音量出しまくりの彼。


↑鮮やかな黄緑色のフリースはユニクロ。
作業着にはユニクロしか着用しない、というこだわりだそう。


↑変なTシャツ着た後ろ姿。
「ヤスジ」って書いてあるけど・・・誰?


↑正面は鼻血が噴き出してます。
「ヤスジ」の鼻血?


↑人体を塑像中の彼女の・・

↑イヤフォン✿♪
フリマで200円!


↑イギリスから来た交換留学生。
水色エプロンはインド製。
フェアトレードの店で購入したそうです。


↑作業机の上も下も本人もとてもカラフルです。


↑雨の日の今日は長靴も見かけます。
花柄のおしゃれ長靴、発見✿


↑こちらも長靴着用の男子。
脱いでもかわいい足袋ソックス。


↑石彫の竹股先生の帽子。
作業の時は必ずこの帽子をかぶるのだそうです。


↑西先生に自らの防寒着についてレクチャーする内田先生。


↑おしゃれ靴下に入れ込むパッチは、バイク用の本格仕様。
防寒だけでなく、防風も兼ねているシャカシャカのパッチです。

今日のオシャレ大賞は内田先生に決まりですね!
先生曰く、ヒートテックは汗をかくとさらに暑くなるので
作業には不向きだという結論に達したそうです。

みんなとっても安く購入したものを工夫しながら使っているのだな~ということがわかりました。
服を味方につけて、この寒い冬の作業を乗り切りたいですね。


 

ツジタ





京都芸術センター✲ベティーナ&シモン展覧会

先日、立体造形にやってきたベティーナとシモンの展覧会が
いよいよ来週から始まります!



京都芸術センターのアーティスト・イン・レジデンスで京都に滞在中の2人。
ノルウェー出身のベティーナとスウェーデン出身のシモンが
「魚料理」に着目したプロジェクトに取り組んでいます。

初日12/11(土)には 北欧・日本ハイブリッド料理大試食会が開催されます!
どんな料理か、ぜひぜひ自分の舌で確かめに行きましょう~✿



「キョウト・ディナー・エクスペリメンツ―スカンジナビアの場合」展
ベティーナ・ヴィーデヴォルト・ヒスタッド&シモン・トルセル・レリン

会期:12月11日(土)-19日(日)
    10:00-20:00 会期中無休・入場無料
    ※11日のみ18:00-20:00、オープニング・イベントあり
会場:ギャラリー南

*オープニング・ディナー・パーティ*
展覧会初日に、約20名のプロジェクト参加者による北欧・日本ハイブリッド魚料理をインスタレーションの一部として展示します。展示された料理はみんなで試食します。あわせてアーティストおよびプロジェクト参加者によるプレゼンテーションも行います。ぜひお越しください。
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日時:12月11日(土)18:00
会場:ギャラリー南
 参加無料・申込不要
※来場者多数の場合、入場を制限させていただく場合がございます。予めご了承下さい。

本展は、3ヶ月にわたって私たちが京都の人々と出会い、一緒に料理をし、食卓を囲むという過程を経て実現されました。日本と北欧はともに、伝統的に魚を多く食す国ですが、その方法は大きく異なります。この点に興味を持ったことから、今回のディナー・プロジェクトは始まりました。
プロジェクト参加者と一緒に料理をし、お互いの魚料理のレシピを交換する、その上で彼らに、展覧会のために新しい「日本・北欧ハイブリッド魚料理」を作ってもらうことをお願いしました。
私たちは、このディナー・プロジェクトを通じて、ここでしか出会えない人々と出会い、そしてここでしかなしえないコラボレーションを作り出したいと考えました。
 プロジェクトの過程において、私たちの依頼に向き合った参加者ひとりひとりのアプローチが、この展覧会をかたちづくっています。
 こうして、このディナー・プロジェクトと展覧会は、いきいきとしたコラボレーションの場へと生まれ変わるでしょう。
―― ベティーナ&シモン
 
京都芸術センターHP              2人が更新する「食」ブログ
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ベティーナのHP                                           シモンのHP
↓  ↓  ↓  ↓  ↓                                       ↓  ↓  ↓  ↓
http://www.bettinahystad.com/              http://www.simonlerin.com/




 

 

 





制作中・・・☁✈

学外で開催される展覧会を控えた3,4回生。
個々の制作の様子をのぞき見のぞき見↓ ↓ ↓


↑手前で作業するのは3回生。
奥に見える巨大な作品の部品づくりです。
↓   ↓   ↓   ↓

↑原寸大のグランドピアノ!
本当に音が鳴るようにしたい、と。
鉄のピアノ・・・どんな音が出るんだろう・・♫♪♬

     
↑型で大量生産中の4回生。             ↑型も樹脂型。
ピンクの物体は樹脂製。                これで一度に4つの型を制作可能。


↑どんどん出来ていく出来ていく。


↑等身大の人型を作る4回生。
石膏の作業中はちょっと急ぎ気味。


↑スタッフと呼ばれる麻の繊維と石膏を混ぜて強度アップ↑


↑等身大の作品を作る作業の前に小さな模型作り。


↑等身大の作品は、右手前の大きさの台で制作予定。


↑粘土をこねる3回生。
粘土に突き刺さっているのは・・・


↑セイタカアワダチソウ。
この草のアレルギーを持つ私も助手のカマタさんも、近寄れない・・。
最終的に窯で焼くようです。


↑留学生のAdamは本を開けて・・・
「サボってないよ~」


↑手を見ると・・・
自分の手をシリコン型取り中!
乾くまで本読んでたんだよ~。

1人1人着々と進む作業。
途中経過を見ていると、
その進め方にその人自身が現れているよう。


ツジタ



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