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立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

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1年生の授業風景・デザイン-立体構成②

京都、精華のまわりは今日もなんだか寒いです。
あ、どうも。
藤川です。

今日1年生は、岡崎動物園(正しくは京都市動物園)に動物たちをデッサンしにお出かけ中。
その隙に、先日の紙の立体構成の優秀作品をアップしちゃいたいと思います。
(昨日は合評だった。)

詳しい内容が知りたい方はこちらをチェック↓
http://rittai.blog.shinobi.jp/Entry/87/




まずはひとつめ、女の子の作品。
正方形の連続した形が、上へとジグザグに伸びていく立体作品。
形をジグザグにすることで、作品に動きと表情ができました。
また、垂直に切り込みを入れていったことにより、規則正しいかたち羅列が幾何学特有の美しさを出しています。




そして、ふたつめは男の子の作品。
空間が透き通って見える、繊細な線が特徴。
向こうがわの景色が透けて見えることで、作品の中に空間が生まれ作品に緊張感を与えています。
また、空中都市のような建物のような不思議な構造も、目をひくポイントに。



受験生のみなさん、参考になりましたか…?



明日はオープンクラスです。
ぜひ、大学に遊びに来て学生たちの生の授業に触れて帰ってくださいね!
 

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はじめまして

初めまして。
おもに木曜日のブログを担当させて頂くことになりました

右   非常勤講師 服部正志
中央  立体助手  鎌田祥平 です。

よろしくお願いします。




では、
初回ということで特別に一回生の授業風景について
我々二人の個人的な考えを対談形式で進めていきた
いと思います。




一回生「基礎立体彫塑 彫像(頭部)」






服部:自刻像をつくっています。
上の画像は触覚で確認しており、
下の画像は霧吹きで鏡が曇っています。
ただ単に鏡にうつる自分を形作るのではなく
感じ、悩み、考えて
彼らは自身と向き合いながら作業を進めていました。

鎌田:自刻像をつくる…、現代の若者には古く感じる
課題だと思いますが、どう思われますか?
今この課題をすることで、彼らは何を得るのでしょうか?

服部:課題が古いと感じるのは捉え方の問題もあるのでは
ないかと思います。
何を作るのかではなく、「自分とは何なのか」を探る
そのきっかけとしてまず自刻像に挑戦することは現代
だからこそ必要だと思います。
自分が分からずに社会に出ることで、更に迷い込む
そんな悪循環があるように感じています。
何を得るという事ではなく、自分を知る事だと思います。

鎌田:なるほど、確かに自分を探る機会としては、良い
課題かもしれません、鏡に長時間向かい合うこと自体そ
うないと思います。
しかし、昔と同じやり方で、生きてきた時間が違う彼
らに自分を知るところまで至れるのでしょうか?



服部:…。
同じやり方では難しいと私もそう思います。
心に浸透させる言葉、生き様をいかに示せるか。
指導する我々次第であると思います。
精華大学立体造形での四年間がかけがえのない
時間と場所になる様に。

鎌田:そうですね、我々は指導するだけでなく、自分達が
芸術とどのように係わり生きているかを示す必要はあると
思います。
課題に対して学生は答えとして作品をつくるわけですから
そこから我々が得るものが全てだと思います。
課題が古い、新しいに関係なく学生の作品にはあたらしい
時間の片鱗があるはずだから、そこを見逃さずに、彼らの
時間軸に合う、視野を広げる表現ができる課題をつねに意
識し探っていかなければならないのだと思います。




さて、今回は初回ということもあり二人の対談形式で進行しました。
この話はここで終わりという訳ではありませんが、これからもブログ
を続けていく中で考察していきたいと思います。

最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。
これからもブログを更新していきますので宜しくお願い致します。


非常勤講師 服部正志
立体助手  鎌田祥平 









 

1年生の授業・デザイン-立体構成①

こんにちは、アシスタントの藤川です。
今日は朝から雨でだったので、精華大はちょっと寒いですね。

さて、4月ももう後半!
進級した在学生も、今年から大学生になった新入生もだんだん大学や授業に慣れてきたようです。
今日はまず1年生から、のぞいてみましょう!

1年生は現在、月をデッサン、火を基礎デザイン、水・木は自刻像をつくる塑像の授業を受けています。
今日は基礎デザインの授業日。
1年生の教室にお邪魔してきました~。





今日の基礎デザインの授業では紙立体を作っていました。
どんな課題かというと…。
同じ形のカットされ場所に同じ切り込みが入った紙ピースを組み合わせて、
1M×1M×1M以内の立体をつくるというもの。
立体構成の基礎!
みたいな課題です。





紙ピースの形は自由!
彼のはA型。



カメラを向けたら照れてました。。
初々しいですなぁ。
なんかこっちが照れます。



さらにカメラをむけたら、作品の中に隠れてしまいました。
男の子はみんな照れ屋さん。



こんな大きな力作の人もいます。
絶対立たせると意気込んでおります!

よそのテーブルでは…。



撮って~!
と元気いっぱいのグループ。
顔がいろんな意味でやば…。
1年生はもうすっかり仲良しです。


1年生の授業風景・塑像①

どうも、アシスタントの藤川です。
さて、立体にも新しい仲間が増えました。
ピカピカの1年生です。
高校生から大学生になったばかりで、なんだか初々しいばかりです。

1年生の前期の立体物の課題は塑像です。
鏡を見ながら自刻像を作ります。



モデリングスタジオで円になって制作中。



顔が並んでます。



まじめに取り組み中。



その横では…



竹べら作ってました。



立体では道具から自分で作れます。


新学期です!

久々の更新…。
こんにちは!
アシスタントの藤川です。

立体造形は今日から授業開始です。
まずは、新入生と上級生の顔合わせがありまして…。
各学年のガイダンスに移っていくという流れの1日でした。
今日は新一年生の風景をちょっとだけ見せちゃいます~。




吉野先生が1年生に課題について説明中です。




ふむふむと1年生。





…あれ?
と気づいたあなた!!
そうです。
しばらく見ない間に工房がきれいになっています!


詳しくは、次へつづく…。

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