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立体造形ブログ

京都精華大学立体造形研究室のブログです。

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合評間近の三回生

こんにちは!
夏休みが明けて、早速合評がある三回生の制作風景をお伝えします。
合評は、9/29、30の二日間行われます!
課題テーマは「作品」です。
夏休みをはさんでの制作になります。休み中に制作しても、そうでなくてもかまいません。

三回生は作品を作り始める前に、アイディアやプランを紙にまとめて、先生と相談したりするのですが、今回はプラン発表を皆の前で行いました。
プラン発表といっても、今気になっていること、ものを発表する人、


マケットを用意している人といろいろでした!!

↑ ↑ ↑ ↑ ↑ プラン発表は夏休みに入る前にありました。
 



そして、夏休みが明けて・・・・・・・・


木工室でなにやら大きいものが作られていました。
最終的には吊り下げられるらしいです。

↑↑↑ 吉野先生と目が合ってしましましたね!!



↑↑↑  こちらは夢中で金属を叩いていました。




↑↑↑ ロシア語が書かれた建物が!
内装はまだ非公開だそうです。合評の日が楽しみです。


↑↑↑ 彼女は木彫作品にドリルで穴を空けています。
割れるかもしれないという緊張の瞬間でした!


みんな合評に向けて懸命に作業していました。

明日(9/26)のオープンキャンパスに来られる方は、制作途中の作品、制作風景を是非、見ていってください!!

三回生 テラモト


 

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新学期はじまる!

月曜日から
後期授業が始まりました○*
教室に、一気ににぎやかさが戻ってきました。

1回生は鍛金の授業。
実習棟に響き渡る音がすごい!
耳栓を買ってきた人も・・・。


↑教えていただくのは稲垣大先生。
かっこいいです。


↑昨日は一日かけてMYハンマー作り。
頭の部分を、ヤスリで丸い形にしていきました。


↑金づちの頭の形によっては、小さな星のような模様をつけることもできるようです。


↑ずらり並んだ先生の作品です。


↑今回1年生が作るのは
手前右の真鍮の小皿と奥の丸い取手つきの皿と、手前左の壁掛けフック
最終的に真ん中の銅製のフライパンを作ります


↑今日は真鍮の小皿作りから。


2回生は陶芸コースに留学中。
代わりに陶芸コースの1回生が石を彫りにやってきました。
石を全員分割り出して行きます。
総勢25名分!

↑これから4週間かけて大理石を彫ります。



☆スペシャル☆
今期から留学生が3人もやってきました!


↑金髪ベリーショートの彼女は Rebbeca です。
イギリスのエジンバラから来ました。
大きな陶芸作品に取りかかるようです。


↑カメラを向けると照れ笑いの彼女は Leanora です。
イギリスのグラスゴーから来ました。
これから大きなシリコン型を取るようです。


↑今村先生と笑顔で話しているのは Adam です。
アメリカのNYから来ました。
粘土原型のための骨組みを作っています。

3人とも日本語があまり話せないので
どんどん積極的に話しかけてみましょう〜。
もちろん英語で。

4回生は卒業制作展がいよいよ迫ってきました。
気を引き締めてがんばりましょう!


ツジタ






グループ展  美・京都

立体造形准教授の吉野央子先生がグループ展に参加されます。

お誘い合わせの上、お越しください。





「美・京都」

会期:2010/8/24(火)~9/19(日)
時間:11:00~19:00月曜休廊
場所:ギャラリーなかむら
    〒604-8005 京都市中京区姉小路通河原町東入
    TEL:075-231-6632  FAX:075-231-6655



Summer School② / 最終日

今日はいよいよ
サマースクール最終日。


↑作業は仕上げ磨きの段階へ。


↑砥石でツルツル磨きます。

↑ぐ・軍手が~・・・!
・・・ボロボロです。
石と一緒に指紋も磨いていってしまいます。


↑指、
またはさんでしまったようです。
イ、イタイ。。


↑なんと2つ目の石に突入。
奥にあるのが一代目。


↑水で洗い流しながら
彫るところを見極めていきます。


↑一番早く磨き作業に入っただけあって、
のみ痕はほぼ消えてきています。
汗だくになりながらの地道な作業です。

↑ハッ・・・よく見ると・・・
やっぱり軍手から指が出てます!

    
↑女子の中でちょっと流行っていた「ヨーグルファーム・おいしくってウッシッシ♪」

そしていよいよ!
出来上がった作品が並びます。


↑のみ痕を放射線状に残した作品。
彫る作業の中で、のみ痕の面白さに気付きそれを生かそうとしたと言います。


↑ずっと作品に触れながら、話しておられました。
丁寧に磨いておられたからか、作品への愛着を感じます。


↑モコモコした不思議なカタチになりました。
本人になんだか似ているような気が・・・。


↑最後、講評会のあと、
なんと修了証なるものが授与されました。
   
↑「お疲れさまでした~。」                         ↑こんな感じです。
「ありがとうございました~。」
と、ちょっと照れ笑い。(先生も)

講評会では、
「初め2日目でくじけそうになった。」
でもカタチが出来てくるにつれて、「どんどん楽しくなっていった。」
「またやりたい。」
「意外な割れ目がよかったりして発見があった。」
といった意見。

この一週間向き合ってきた自分と石との関係は、
自分となにか別のものとの関係であっても同じことかもしれない、
といった話も最後、ありました。



そして誰もいなくなった作業場。

暑い夏の一週間でした。
みなさまお疲れさまでした。




ツジタ

















Summer School① / 大理石を彫る


8/2からサマースクールが開講しています。
サマースクールとは、学生だけでなく学外からも受講生を募集して
行われる実習講座です。

今年は去年同様、
山本麻矢先生にお越しいただき、大理石を彫ります。

8/8までのこの講座、
今日で5日目です。

1日目。

↑裏山へ素材探しに行きました。
きのこ、松ぼっくり、カマキリの巣・・・


↑気に入った種子、実、キノコなんかをもとに
まずは、ドローイングしながら観察。

←こんな感じ。


↑次に粘土で模型作り。
作りたいカタチを決めていきます。
石は、「木彫のように彫るというよりは割って落としていく作業」
ということを頭に置きながら考えていると、できることとできないことが分かっていくようです。

2日目。

↑まずは大まかなカタチを作っていきます。
要らない部分をどんどん落としていく作業。


↑最後は磨き方の説明を聞きました。
最終的にどういった仕上げ方をしていくのか考えながら制作はつづきます。


↑ツルツルになるまで磨きこむのか、のみあとの凹凸を残しておくのか。

3日目。

↑徐々にのみの使い方も分かってきて
制作は一気に加速していきます。
黙々と・・・・カツカツカツッ・カツッ


↑座り方もサマになってきています。
とにかく暑い!
のでペットボトル飲料が2本並びます。


↑こちらは石を足で抱え込むようにして。

4日目・5日目。
    
↑時折、現れる夏の虫たち。


↑磨き作業に入りながら・・

↑多面体のようなカタチ・・・

↑体に力を込めて磨きます。


↑あっ・・・
見つかってしまった。。
すみません邪魔して・・。

あと2日。
みなさん、黙々と作業に取り組んでいます。

初めはツルツルに磨くつもりが
彫っている間に、
実は石の割れ肌、削り跡がきれい・・
といった発見もあるようです。
今までの自分の考えが変わっていって
種やキノコの形がどんどん変化していって
最終的にどんなカタチになっていくのでしょうか。

サマースクール。
この機会にもっともっと多くの方に
石彫の魅力を感じていただきたいです。
興味を持たれた方は、来年ぜひぜひご参加ください!



ツジタ






 

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